物申す散文

日常で見つけこと、思ったことを、書き散らかしています。

視力弱いお前、危機意識を持て

私の視力は、0.1と0.3くらいだ。

裸眼だと遠くでは人の判別が難しいが、何も見えないという程ではない。そんな私でも、メガネやコンタクトがないと不安を感じる。

そして、その度に思う。

「世の中、弱視への危機意識があまりにもないのではないか?」と。

考えてほしい。

もし、大災害が起こったら。船が沈没して無人島に漂流したら、山で転落をして遭難してしまったら。

あなたの耳に眼鏡がかかっている保障はあるだろうか?

確かに、金子眼鏡なら大丈夫かもしれない。しかし、zoffJINSの眼鏡ではひとたまりもないだろう。

仮にコンタクトだとしたらもっと悲惨だ。突然のお泊まりの度に洗浄液を探し、夜な夜なコンビニをうろつくコンタクト使いが洗浄液なしの過酷な環境でコンタクトと向き合える訳がない。

サバイバル。弱肉強食の世界。支援物資はない。こうなったとき、目の悪いあなたの競争力がどれだけ低いかそろそろお気づきになっただろうか?

裸眼では獲物も追えない。料理も出来ない。目の前の人が男か女かも認識できない。あなたに協力者がいなければ、もうそれで終いだ。

仮に眼鏡を失わずにいたとしても、寝ている隙にあなたの競争者に奪われてしまうだろう。あなたは目覚めてから一度も焦点を合わせることなく昇天する他ない。

日本人は、30%以上が眼鏡をつけているらしい。

これが何を意味するか?

そう、鯖江市を潰せば将来的に日本の27%以上の人間の競争力を削ぎ落とすことができるということだ。

だから、何だというのだろうか。

分からない。これが、金曜日に滲み出る1週間の疲れだろうか。

しかし、この疲れを吹き飛ばすほど楽しい週末が始まる。嬉々たることこの上ないではないか。

武蔵野線に揺られながら、車窓に映る自分の顔を見て思う。

そう、私の眼鏡は金子眼鏡だ。