物申す散文

日常で見つけこと、思ったことを、書き散らかしています。

2016-04-25から1日間の記事一覧

コンビニ店員からの挑戦

defkotaは激怒した。 かの使えないコンビニ店員を駆逐せねばならないと決意した。defkotaにはコンビニ接客は分からぬ。それでも、そのコンビニ店員の対応は常軌を逸していた。 夜。defkotaは仕事を終え、疲れ果てた体を引きずりながら東京は恐れ入りやの鬼子…

痴漢駆逐する女

ある朝。例の如く、私は日比谷線のとある駅のホームに立っていた。通勤ラッシュに差しかかりつつあるホームは人々で溢れ、北千住方面から来る電車にも、相当な数の人間が詰め込まれているのだろう。 「社畜」という言葉がこれほどにふさわしい光景はない。そ…

ローマのくそ野郎

「ながと~も」 ローマの観光名所で親しげに日本最強のSBの名前を持って声をかけてくるやつがいたら、そいつは十中八九くそ野郎だ。 ローマにはくそ野郎がたくさんいる。 あまりにも有名なのが、ミサンガくそ野郎。 エヴァばりに「サービスサービス♪」と言…

洋館で江戸川コナンと出会ったときに死なない方法

まず、自分の最近の出来事や遠い過去を棚卸ししてみましょう。 ・因縁のある知人 ・恋人とのトラブル ・親が悪人 ・実は強盗犯 ・人を殺したことがある ・性格が悪い ・黒の組織に心当たりがある これらに思い当たるものがあれば、殺される確率がグッと高ま…

お布団

私は人生のほとんどの睡眠をベッドでとってきた。布団で寝るのは旅館に泊まるときくらい。日常から布団を使うことはほぼ皆無だった。 そんな私が、結婚をして、引っ越しをする際にベッドを捨て、布団での就寝を始めることになった。奥さんの布団への謎のこだ…

視力弱いお前、危機意識を持て

私の視力は、0.1と0.3くらいだ。 裸眼だと遠くでは人の判別が難しいが、何も見えないという程ではない。そんな私でも、メガネやコンタクトがないと不安を感じる。 そして、その度に思う。 「世の中、弱視への危機意識があまりにもないのではないか?」と。 …

転校生が来た日のこと

ホームルーム前、賑わう教室。 「おい、聞いたか?今日転校生が来るらしいぜ」 「聞いた聞いた!なんでも、めちゃくちゃ美人らしいよ」 「マジかよ!く~~っ、楽しみだぜ!」 クラスの中心グループがそんな会話をしている。 そこに入ってくる若い男性教師。…

日常の全力とバイアス

日常生活で全力で体を動かすという事態はなかなかあるものでない。何かに急いでいる時でさえ全力で駆ける人間はごく少数だろう。私が見た日常での全速力といえば、日比谷線は入谷駅で見た痴漢男がホームを逃げていく場面だが、あれはもはや日常とは呼ばない…